こんにちは、若葉です。実は私自身、Study Questというこのアプリを作るときに、ClaudeやChatGPTに教科書には載っていない疑問をぶつけまくって理解を進めてきた人間です。仕訳の理解でつまずくのと、コードの仕組みが分からなくてつまずくのは、実はやっていることがそっくり同じなんじゃないかと最近気づきました。
「テキストを読む」と「AIに聞く」は似ているようで全然違います。今日はその違いと、実際に私が使っている「聞き方」をそのまま共有します。
簿記のテキストは何度読んでも頭に入らないのに、AIに「なぜ」を聞いた瞬間に急に腑に落びる——そんな経験はありませんか?大事なのはAIに答えを聞くことではなく、自分がどこで、なぜつまずいているのかを具体的に伝えることです。この記事では、そのままコピペして使える論点別プロンプト集も紹介します。
簿記のテキストは、基本的に「正解」を教えてくれます。「現金過不足が生じたら、借方または貸方に現金過不足勘定を使う」——これは書いてあります。でも「なぜそう処理するのか」「自分がつまずいているのはどの部分なのか」までは、テキストは答えてくれません。テキストは対話してくれないからです。
私がStudy Questを開発しているとき、AIに聞いていたのはコードの書き方そのものより「なぜこのコードだとエラーになるのか」「このロジックは何をしたいのか」でした。簿記の勉強でも同じで、AIに「答え」を聞くのではなく「理由」を聞くと、テキストにはない角度から理解が進みます。
ここが今日の記事の一番大事なところです。同じAIに同じ論点を聞いても、聞き方次第で返ってくる説明の質が全然違います。
「貸倒引当金がなぜ『費用』として計上されるのか、まだ回収できていないお金なのに損失扱いになる理由を、簿記初心者にも分かるように具体的な数字を使って説明して」
このように「何が分からないのか」「どんな形で説明してほしいのか」まで具体的に書くと、AIはその疑問にピンポイントで答えてくれます。
一回の質問で完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。分からない部分が残っていたら、それで終わりにせず「その説明のうち、〇〇の部分がまだ分からない、もっと簡単な例で説明して」と続けて聞くのも効果的です。対話を重ねていく感覚で使ってみてください。
論点ごとに、そのままコピペして使えるプロンプト例をまとめました。自分がつまずいている論点名を当てはめて使ってください。
「現金過不足がなぜ一時的な勘定科目で、最終的に雑損・雑益に振り替わるのか、お小遣い帳に例えて説明して」
「貸倒引当金の『差額補充法』を、去年の残高と今年の見積額の差だけ仕訳する理由も含めて説明して」
「なぜまだ支払っていないお金を今期の費用にするのか、前払費用と未払費用の違いを対比しながら説明して」
「定額法の減価償却費が毎年同じ金額になる理由を、実際に数字を当てはめた例で計算過程ごと説明して」
「配当のときになぜ利益準備金を積み立てる必要があるのか、会社法の趣旨も含めて簿記初心者向けに説明して」
これらはあくまで出発点です。自分の言葉に置き換えて聞くのが一番効果的です。
正直に言っておきたいことがあります。AIは万能ではありません。
AIは「理解の補助輪」であって、教科書の代わりにはなりません。
AIで理解を深めても、それを「分かった」で終わらせず、実際に問題を解いて記録に残すことが大事です。Study Questでは、論点ごとの理解度を学習記録として残せるので、AIで理解した論点をそのまま経験値として積み上げていけます。AIは理解のスピードを上げてくれる道具で、継続の仕組みはまた別に用意しておく方がいいです。
AIで理解を深めるだけで終わらせず、Study Questなら学習の記録をRPGの経験値として残せます。
「分かった」を「積み上がった」に変えていきましょう。
テキストを何度読んでも分からなかった仕訳が、AIに「なぜ」を聞くだけで急に腑に落ちることがあります。大事なのは、AIに答えを聞くのではなく、自分がどこで、なぜつまずいているのかを具体的に伝えることです。ぜひ試してみてください。
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