こんにちは、若葉です!
「最強のビジネススキルを身につけよう!」と中小企業診断士のテキストを開いた瞬間……「うわっ、なんじゃこりゃ……経済学に財務、法文にITまで、7科目も範囲広すぎて頭爆発するわ!合格まで1,000時間以上とか正気か!?」とフリーズしていませんか?(お気持ち、めちゃくちゃ分かります笑)
私は簿記1級を目指して毎日財務や管理会計と格闘していますが、診断士で出題される財務・会計や2次記述式では、解いた後に根拠や時間配分を記録して見直すことが大切です。
この記事では、学習を始める前に確保できる時間と先に確認する科目を整理し、2次試験では答案を振り返るための記録項目を紹介します。
この記事を読む前に、1週間に確保できる学習時間と、1次試験で先に着手したい科目をメモしてください。次の判断シートで、7科目を同時に始めない順番を決められます。
7科目1,000時間超という範囲の広さに圧倒されている人、2次試験の「記述式」に苦手意識がある人向けに、1次・2次の学習順と、2次試験の答案を記録して振り返る項目をまとめました。
科目数の多さに押されて全部を同じ濃さで始めると、進捗が見えなくなります。最初の2週間は、読む量ではなく「どの作業で止まったか」を記録し、次の週に時間を寄せる科目を一つ決めます。
| 学習中の状態 | 残す記録 | 次の判断 |
|---|---|---|
| 用語は読めるが問題で止まる | 止まった設問と、思い出せなかった前提 | 知識の追加より、短い問題を解いて根拠を言語化する |
| 計算の途中で手が止まる | 式のどの段階で迷ったか | 財務・会計の演習を分解し、途中式だけを翌日に再現する |
| 答案が一般論になる | 与件文から拾えなかった言葉 | 模範解答の暗記ではなく、根拠の箇所を答案の横に残す |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験方式 | 1次:マークシート(7科目)|2次:記述式(4事例) |
| 1次試験合格率 | 23.7%(令和7年度・受験者数②18,360人に対し合格者4,344人) |
| 2次筆記試験の通過率 | 17.6%(令和7年度・筆記受験者7,044人に対し口述試験を受験する資格を得た者1,241人) |
| 必要勉強時間 | 1,000〜1,500時間(1次+2次合計) |
| 令和8年度の試験日 | 1次:2026年8月1日・2日|2次:2026年10月25日(筆記試験のみ) |
出典:中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」、「令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について」、日本中小企業診断士協会連合会「令和7年度第1次試験統計データ」、「令和7年度第2次試験筆記試験の結果」(2026年8月30日確認)
| 科目 | 難易度 | 勉強量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 経済学・経済政策 | 高 | 100〜150時間 | ミクロ・マクロ経済学。毎年難易度が変動 |
| 財務・会計 | 高 | 150〜200時間 | 計算問題が多く習熟に時間がかかる。2次試験にも直結 |
| 企業経営理論 | 中 | 100〜150時間 | 経営戦略・組織論・マーケティング。2次試験にも直結 |
| 運営管理 | 中 | 100〜150時間 | 生産管理・店舗管理。覚える量が多い |
| 経営法務 | 高 | 80〜120時間 | 会社法・知的財産権。改正に注意 |
| 経営情報システム | 低〜中 | 60〜100時間 | IT知識がある人は有利。得点源にしやすい |
| 中小企業経営・政策 | 低 | 60〜80時間 | 直前期の暗記で得点可能。白書からの出題が多い |
| 事例 | テーマ | 関連1次科目 |
|---|---|---|
| 事例I | 組織・人事 | 企業経営理論 |
| 事例II | マーケティング・流通 | 企業経営理論・運営管理 |
| 事例III | 生産・技術 | 運営管理 |
| 事例IV | 財務・会計 | 財務・会計 |
記述式の2次試験では、解答後に与件文・設問・自分の答案を見比べて、どの言葉を根拠にしたかを記録してみましょう。指定字数、書けなかった設問、時間を使った箇所も残しておくと、次の演習で確認する点を決めやすくなります。
「経営学の知識を詰め込んで書けば高得点」という誤解が一番多い落とし穴です。なぜ知識の量ではなく与件文への忠実さが重視されるのか、身近な話で理解しておきましょう。
友達から相談を受けている場面を想像してください。「頑張れば大丈夫だよ」という一般論だけを返すのと、「さっき言ってた『上司からの評価が気になる』って部分、具体的にはどう思う?」と相手が話した言葉を拾って返すのとでは、後者の方が「ちゃんと話を聞いてくれている」と伝わりますよね。
これを接客業のクレーム対応で例えると、もっとイメージしやすくなります。「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」という定型文だけを繰り返すより、お客様が言った具体的な内容(「レジで10分も待たされた」)を拾って「お待たせしてしまい大変申し訳ございませんでした」と返す方が、誠実さが伝わりますよね。
中小企業診断士の2次試験も同じです。採点者が見ているのは「一般的な経営学の知識をどれだけ知っているか」ではなく、「与件文に書かれた、この会社・この社長特有の状況を、どれだけ正確に拾って答案に反映できているか」です。一般論に逃げず、与件文の言葉を積極的に引用しながら答案を組み立てる姿勢が、高得点への一番の近道になります。
演習後に、事例ごとに次の項目を記録します。外部の添削や学習会を検討する場合は、利用目的・費用・日程を各提供元で確認してから判断してください。
| 記録すること | 次に確認すること |
|---|---|
| 開始・終了時刻 | 80分のうち、どの作業で時間を使ったか |
| 設問で拾った根拠語句 | 与件文・設問のどちらに根拠があるか |
| 答案の字数・書けなかった設問 | 次回に先に配分する時間 |
| 見直しの依頼先 | 自分の記録で見直すか、外部の添削・学習会を調べるか |
| 時期 | 内容 | 1日の目安 |
|---|---|---|
| 1〜3ヶ月目 | 財務・会計 + 企業経営理論のテキスト精読 | 2〜3時間 |
| 4〜6ヶ月目 | 経済学・運営管理・経営法務のインプット | 2〜3時間 |
| 7〜9ヶ月目 | 全科目の過去問演習(直近5年分) | 3時間 |
| 10〜12ヶ月目 | 模擬試験・弱点補強・中小企業経営・政策の暗記 | 3時間 |
| 1次合格後(3ヶ月) | 2次過去問4事例×5年分・解答プロセスの習得 | 3〜4時間 |
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