今年の11月に簿記1級は間に合う?【慣らし受験→来年6月本命】2ステップ完全攻略法

投稿日:2026年6月30日|著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

こんにちは、若葉です!

今の時期から「今年の11月の簿記1級の試験、今から勉強して間に合うのかな……」と悩んでいませんか?

結論から言うと、今から11月の一発合格を狙うのは【超ハードモードの無理ゲー】に近いです(笑)。テキストを開いた瞬間、あまりの量に「うわっ、なんじゃこりゃ……4ヶ月じゃ絶対に終わらん!」と絶望すると思います。

でも、だからといって諦めるのはもったいない!私がおすすめする最強の戦略は【11月を最高の「慣らし受験(中間ボス戦)」として戦い、来年の6月で確実に仕留める】という2ステップ攻略法です。

今回は、独学のロードマップを優しくナビゲートします。モチベ維持のために、記事の末尾にある【いいねボタン】もポチッと押してもらえると、めちゃくちゃ励みになります!

残り時間
約4ヶ月
7月〜11月。一発合格はキツいが「中間ボス戦」として使うには最高のタイミング。
推奨戦略
2ステップ
11月=慣らし受験(経験値取得)→ 来年6月=本命合格というルートが最強。
合計期間
約11ヶ月
7月〜来年6月。合計約450時間で1級を完全攻略する現実的な長期計画。
⚠️ 1級にはネット試験(CBT)がありません:3級・2級と違い、1級は年2回(6月・11月)の紙の統一試験のみです。一度不合格になると次は半年後。だからこそ、「11月を無駄にしない戦略」が特に重要になります。 → 試験日程・概要の詳細はこちら

【2ステップ攻略マップ】11ヶ月で1級を仕留める

下の図解が、今日(7月)から来年6月の本番試験までの全体戦略です。11月は「点数を取ること」ではなく「ボスの強さを偵察してくること」が目的です。

2ステップ攻略マップ:STEP1(7月〜11月 慣らし受験・中間ボス戦)→ STEP2(12月〜来年6月 弱点補強・過去問・最終決戦)で1級を完全攻略
💡 マップの使い方:STEP1は「一発合格を狙う4ヶ月」ではなく「偵察任務の4ヶ月」です。テキストを1周して本番会場に乗り込み、リアルな試験の難しさを肌で感じて帰ってくる——それだけでSTEP2の武器が格段に鋭くなります。

「今年の11月、正直間に合うの?」本音で答えます

7月から始めて11月までは約4〜4.5ヶ月。この期間に「一発合格できるか」を正直に評価すると、こうなります。

条件11月一発合格の現実
1日2時間勉強できる4ヶ月で約240時間。最短合格ラインの300〜400時間には届かない。「合格は厳しい・受けることに意義あり」
1日3時間勉強できる約360時間。可能性は出てくるが、4科目すべてを仕上げるには相当なハイペースが必要。
2級の理解が深い・会計知識あり工業・原計のリードタイムが短くなり、相対的に有利。ただし商業・会計学の理論が最大の壁。
完全ゼロから始める場合4ヶ月での一発合格はほぼ現実的でない。でも「11月慣らし受験→6月本命」は非常に有効。

要するに、「11月に一発合格できる保証はないが、受験することに大きな価値がある」というのが正直な答えです。

⚠ 「4ヶ月あれば余裕」という煽り記事には要注意:1級は合格率約10%の試験です。「今から始めて4ヶ月で一発合格!」という記事は、ごく一部の超優秀な例外を取り上げているケースがほとんどです。多くの独学者は2〜4回受験します。11月を「本命以外の試験」として活用する発想がむしろ現実的です。

だからこそ「2ステップ戦略」が最強な理由3つ

1「締め切り効果」が生まれる——11月という締め切りが学習を加速させる

「来年6月まで時間がある」と思った瞬間、人間はサボります(笑)。これは意志の問題ではなく、人間の脳の構造です。

11月のチケット(受験申込)を買っておくと、「4ヶ月で基礎を1周しなければ本番会場に丸腰で行くことになる」というプレッシャーが生まれます。このプレッシャーが学習を前倒しにする最強のエンジンになります。

締め切りのない1年計画は、気づいたら何もしていない状態になりがちです。11月という「中間締め切り」を自分で設定することで、11ヶ月を「4ヶ月+7ヶ月」の2スプリントに分けて管理できます。

2本番の「魔物」を一度体験しておくことで、6月は緊張ゼロの無双状態になれる

1級の本番会場には「魔物」がいます——試験開始直後の問題冊子の分厚さ、3時間で4科目を解き切る重圧感、周りの受験生の鉛筆音、解けない問題が続いたときのパニック。

この体験を一度しているかどうかで、来年6月の入試本番の動き方がまったく変わります。

11月に「あ、こういう雰囲気か。こういう難しさか」と感じておくことで、6月の本命試験では「2回目だから慣れてる。落ち着いて解ける」という圧倒的なアドバンテージが生まれます。私が公認会計士の試験を受けたときも、一度本番を経験した後は緊張の質がまったく変わりました。

ゲームに例えると:11月は「試しプレイ(チュートリアル)」、6月は「本番クリア」。試しプレイを1回やってからボスに再挑戦するのが最強の攻略法です。

3弱点が「リアルな本番問題」で丸裸になる——STEP2の武器が鋭くなる

テキストや過去問で「わかった気になっていた論点」が、本番では全然解けない——1級受験者が口を揃えて語る現象です。

11月の本番受験後に「あの問題が解けなかった」「連結の仕訳ができなかった」「差異分析で時間切れになった」というリアルな弱点リストが手に入ります。これはテキストの模試や過去問では絶対に再現できない「本物のデータ」です。

STEP2(12月〜6月)では、その弱点を集中的に潰す作戦が取れます。何となく全部勉強するより、「自分がリアルな試験で失った点数の箇所」を優先的に補強するほうが、合格への最短距離です。

STEP 1——今年11月までの4ヶ月プラン(7月〜11月)

STEP 1 ▶ 今年11月(慣らし受験・中間ボス戦)

目標は「一発合格」ではなく「基礎を1周して本番会場に乗り込む」こと。深く理解しようとするより、全体像を掴む速読モードで進めます。

7月
(1ヶ月目)
商業簿記テキスト 第1〜2冊を速読で1周
連結会計の基礎・企業結合の概要を把握。「完全理解」より「存在を知る」感覚で読む。1日2〜3時間で進める。
8月
(2ヶ月目)
商業簿記テキスト 第3〜4冊+会計学を速読で1周
本支店会計・税効果会計・リース。会計学は理論の入り口だけ把握。この時点で「全体像」が見えればOK。
9月
(3ヶ月目)
工業簿記・原価計算テキスト 全4冊を1周
2級の知識が直結するので商業より速く進められる。差異分析・CVP・意思決定の基本型だけ掴む。
10月
(4ヶ月目)
過去問1〜2年分を「偵察」として解く
点数は気にしない。「本番形式の問題の難しさ・問い方・時間配分の感覚」を知ることが目的。解けない問題は印をつけてSTEP2の弱点リストにする。
11月
(本番!)
試験本番——中間ボス戦!(点数は気にしない)
「合格できる?」ではなく「本番会場の空気・問題の難しさ・時間の足りなさを体で覚えてくる」ミッション。これが来年6月への最強の投資になる。
💡 若葉より(STEP1のメンタル設定):STEP1のゴールは「テキストを1周して試験会場に行くこと」だけです。合格できなくても全然いい。「本番」という経験値を積んできてください。試験当日は「来年の本命のための偵察任務」だと思って、むしろ楽しんでほしいです。

STEP 2——来年6月の「本命」攻略プラン(12月〜6月)

STEP 2 ▶ 来年6月(本命・最終決戦)

11月の本番経験を活かして、7ヶ月かけてしっかり仕上げます。STEP1で掴んだ全体像をベースに、2周目は理解の深さが段違いに変わります

12〜1月
(2ヶ月)
弱点補強・総復習——11月の失敗から逆算する
11月の本番で「解けなかった問題・時間切れになった科目」を最優先でつぶす。差異分析・連結決算を徹底強化。苦手の根っこから潰すと得点源に変わる。
2〜4月
(3ヶ月)
全科目2周目——理論を深く理解する
1周目の2倍のスピードで回せる。商業・会計学の「なぜその処理をするか」の理由まで掘り下げる。工業・原計は応用問題(ABC原価計算・設備投資意思決定)まで対応できるように仕上げる。
4〜5月
(2ヶ月)
過去問10年分——本番形式で時間配分を完成させる
3時間×4科目の通し演習を繰り返す。各科目45分の時間配分感覚を体に入れる。足切り(各科目10点以下)が出ないかを毎回チェック。模試(TACや大原)も1〜2回受ける。
6月
(本番!)
試験本番——最終決戦・経験値MAXで無双状態
「2回目の本番」という圧倒的なアドバンテージを持って入室。会場の雰囲気も問題の難しさも知っている。緊張の質がまったく違う。これが2ステップ戦略の真髄。

「11月に受けても無駄じゃない?」4つのメンタルブロックを撃破

「どうせ合格できないなら受けなくていいじゃないか」という考えが頭をよぎる人に向けて、正直に反論します。

「受験料8,800円が無駄になる」
→ 8,800円で「本番経験」を買えると考えてください。
予備校の公開模試(TACや大原)は1回5,000〜6,000円します。しかも「本物の試験会場」「本物の緊張感」「本物の3時間」は模試では絶対に再現できません。本番受験で得られる経験値は、来年6月の合格率を大きく上げます。実質「最高の公開模試への投資」です。
「間に合ってないのに受けるのは恥ずかしい」
→ 1級は合格率10%の試験です。落ちることは恥ずかしくない、普通のことです。
試験会場に来ている受験生の9割は落ちます。「間に合っていない状態で受けて落ちた」と「最初から受けなかった」では、来年6月の実力がまったく違います。受けた人だけが持てる経験値を積んでください。
「どうせ今年も来年も受からないんじゃないか」
→ 「今年合格できないかも」と「来年絶対に合格できない」はまったく別の話です。
2ステップ戦略の最大の強みは「合格するまで諦めない仕組みを作ること」です。11月を「諦め」ではなく「仕込み」として使えば、来年6月に向けた11ヶ月間がすべて伏線になります。「今年の11月はステップ1」と決めてしまえば、落ちることへの恐怖が消えます。
「2ステップだと時間がかかりすぎる」
→ 1ステップ(今年11月一発合格)で無謀に突っ込んで1年無駄にするより、2ステップで確実に来年6月に合格する方が圧倒的に速いです。
1級の平均受験回数は2〜4回です。「2ステップ」と言っているのは「2回受験で合格」なので、平均より少ない回数で仕留める計画です。これは「時間がかかりすぎる」どころか「最速ルート」です。

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まとめ

よくある質問

「今から始めれば11月に間に合う」という記事を見ましたが本当ですか?
一部の方(2級を直前に取得・会計知識がある・1日4〜5時間確保できる)には間に合う可能性もゼロではありません。ただし、それは例外的なケースです。合格率10%の試験を「今から4ヶ月で誰でも間に合う」という表現は誇張です。現実的な期待値を持つことが、逆に来年6月の合格を確実にする最善の姿勢です。
11月を「慣らし受験」として受けるとき、どのくらい準備すればいいですか?
テキスト全8冊を1周して、過去問を1〜2年分だけ解いておくのが最低ラインです。「完璧に理解しない」前提で読むのがコツ。深追いせずに全体像を掴む「速読スタイル」で進めると、4ヶ月で全テキスト1周は十分に可能です。本番でまったく手が出なくても、会場の空気を掴んで帰ってくること自体が目的なので、100点の準備は不要です。
STEP2(12月〜6月)はどの科目から強化すべきですか?
11月の本番で「一番解けなかった科目」から始めるのが最優先です。原則として足切り(各科目10点未満)を回避することが1級合格の絶対条件なので、苦手科目を放置すると合計点がいくら高くても不合格になります。また、工業・原計は2級の知識が活きやすく比較的短期間で伸びるので、弱点補強後の「得点の柱」として育てるのがおすすめです。
11月に受験した結果、思ったより点数が取れた場合はどうすればいいですか?
おめでとうございます!まずは合格発表まで待ちましょう(11月試験の合格発表は通常12月〜1月)。もし合格していれば最高ですが、仮に惜しくても「あと一科目だった」「70点まであと少しだった」という状態であれば、STEP2は非常に短期間で仕上げられます。2ステップ戦略は「万が一11月で合格した場合のボーナス」まで含めた完全優位な戦略です。
独学か予備校か、2ステップ戦略はどちらに向いていますか?
どちらでも2ステップ戦略は有効です。ただし、STEP2の会計学(理論問題)は独学で対応するのが最も難しい科目です。テキスト+YouTube解説の組み合わせで独学は可能ですが、「会計学だけ通信講座を使うハイブリッド戦略」も検討してみてください。費用対効果が高い科目です。

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