こんにちは、若葉です!
実は、今回紹介する商品売買の「棚卸減耗損」と「商品評価損」の同時計算は、私が大学の講義内で初めて解いたとき、「うわっ、なんじゃこりゃ……計算の数字が全然合わん!」と頭を抱えて激しくつまずいた大嫌いな論点でした(笑)。
だからこそ、当時の私と同じようにひっかけ罠にハマって悩んでいる皆さんに、どこよりも直感的にゲーム感覚のパズルとして理解してもらえるよう、私なりの攻略法をお届けします!
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商品売買は簿記3級の延長ですが、2級では決算整理・財務諸表作成の中で正確に処理できるかが問われます。特に売上原価、棚卸減耗損、商品評価損は第3問で差がつきます。
期末商品は「帳簿・実在・時価」の3つを比べて評価します。数量が足りないなら棚卸減耗損、時価が原価を下回るなら商品評価損を計上します。
売上原価とは、当期に販売した商品の仕入原価です。期首商品に当期仕入を足し、期末商品を差し引いて計算します。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 期首商品棚卸高 | 前期から繰り越された商品 |
| 当期商品仕入高 | 当期に仕入れた商品 |
| 期末商品棚卸高 | 当期末に残っている商品 |
売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高
三分法では、期首商品を仕入へ振り替え、期末商品を繰越商品へ戻します。「しくりくりし(仕入→繰越商品→繰越商品→仕入)」の語呂で覚えるのが定番です。
たとえば期首商品が10,000円、期末商品が15,000円の場合、具体的な仕訳はこうなります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仕入 | 10,000 | 繰越商品 | 10,000 |
| 繰越商品 | 15,000 | 仕入 | 15,000 |
帳簿上は100個あるはずなのに、実地棚卸で98個しかない場合、2個分が棚卸減耗損です。盗難、破損、紛失などで数量が減ったイメージです。
数量は残っていても、商品の時価が原価より下がった場合は商品評価損を計上します。簿記では、棚卸資産を取得原価と正味売却価額のいずれか低い方で評価します(棚卸資産の評価に関する会計基準)。
| 損失 | 原因 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 棚卸減耗損 | 数量不足 | 帳簿数量と実地数量の差 |
| 商品評価損 | 価値下落 | 原価と正味売却価額の差 |
計算した金額をどこに表示するかは、「原価性があるか(通常の営業活動で普通に発生する範囲か)」で決まります。
| 項目 | 原価性がある(通常の範囲) | 原価性がない(異常・多額) |
|---|---|---|
| 棚卸減耗損 | 売上原価に算入 または 販売費及び一般管理費 | 営業外費用 または 特別損失 |
| 商品評価損 | 原則、売上原価に算入 | 著しい陳腐化などで多額な場合は特別損失 |
3級では商品売買の基本仕訳が中心でしたが、2級では決算整理での棚卸資産評価が加わります。具体的には、帳簿数量と実地数量の差額を棚卸減耗損、原価と時価の差額を商品評価損として計上する処理が2級固有の論点です。財務諸表の表示箇所まで合わせて覚える必要があります。
棚卸減耗損は「数量が足りない」場合に計上する損失です。帳簿上100個あるはずなのに実地棚卸で98個しかなければ2個分が棚卸減耗損になります。一方、商品評価損は「数量はあるが価値が下がった」場合で、原価より時価(正味売却価額)が低いときに差額を計上します。
「期首商品 + 当期仕入 ー 期末商品 = 売上原価」という公式を覚えましょう。よくある間違いは期末商品を足してしまうことです。「冷蔵庫に残った食材は売れていないから原価に入れない」とイメージすると間違えにくくなります。三分法の決算整理仕訳とセットで練習してください。
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