大学生必見!公認会計士試験に挑む前に知るべきリアル【1年半挑戦した本音】

更新日:2026年7月29日|著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

『将来、年収1,000万超えの勝ち組になりたいから公認会計士を目指そうかな!』と考えている大学生のあなたへ。直球で言います。

『なんとなく』で予備校のパンフレットをめくったのなら、今すぐ閉じてください(笑)。

私の周りでも、サークルやバイトを諦めきれずに数ヶ月で「うわっ、なんじゃこりゃ!暗記量多すぎて無理!」と数十万円の予備校代をドブに捨てて撤退していった仲間を何人も見てきました。

会計士試験に1年半挑戦し、毎日電卓を叩き続けた私の視点から、大学生活の時間をどうハコ分けして捧げるべきか、ガチの本音で【大学生の会計士覚悟チェック】をナビゲートします! 最後まで読んで、末尾の【いいねボタン】もポチッと押してもらえると嬉しいです。

後輩
大学の講義に出て、週3でバイトして、残りのスキマ時間で公認会計士の勉強すれば、普通に受かりますよね?
甘い、甘すぎる!会計士試験はそんなに優しいゲームじゃない。大学生活の自由時間っていう「限られたハコ」から、毎日4〜5時間を数年間、強制的に会計士の山へ捧げ続けるゲームなんだよ。
若葉
後輩
数年間、毎日4〜5時間……講義とバイトを両立しながらだと、正直厳しそうです……。
そう、だから最初に「何かを捨てる覚悟があるか」を自分に聞くのが先。感覚じゃなくて、これから出すチェックリストで自由時間をちゃんとハコ分けしてみよう。覚悟が見えれば、迷いも消えるから。
若葉

まず「覚悟チェック」をしてください

公認会計士試験は、日本三大国家資格のひとつです。「なんとなく挑戦してみよう」では途中で必ず折れます。以下のチェックリストに正直に向き合ってください。

正直に言います:私の周りで撤退していった仲間は、だいたいこの「要注意」に複数当てはまっていました。人ごとじゃない、これは私が1年半、毎日教室で見てきたリアルな失格ラインです。あなたを否定したいのではありません。同じ後悔をさせたくないから伝えます。

1日何時間、勉強すればいいのか?

公認会計士試験の合格に必要な学習時間は、予備校各社の案内で3,000〜5,000時間が目安とされています。公的な統計はないため、あくまで各校が示す目安です。ここでは中央値に近い3,500時間で計算してみます。

これを2年で達成しようとすると、1年で1,750時間、つまり1日あたり約4.8時間の勉強が必要になります。

目標期間1日の必要勉強時間(3,500時間の場合)
2年で合格約4〜5時間/日(休日も含む毎日)
3年で合格約3〜4時間/日
4年で合格約2〜3時間/日

「3年あれば余裕じゃないか」と思いましたか?でも現実は、毎日3時間を何百日も続けるというのは想像より遥かにきつい。モチベーションが落ちる日、体調が悪い日、試験に落ちて心が折れる日、そういう日も含めて毎日積み上げる必要があります。

計算してみてください:大学の授業・通学・食事・睡眠・身の回りのことを全部合わせると、1日に使える自由時間は8〜10時間程度です。そこから4〜5時間を勉強に使うということは、残りの時間でバイト・友人・娯楽・息抜きをすべてまかなうということです。
公認会計士試験合格に必要な大学生の1日時間配分とトレードオフの覚悟マトリクス図解

バイトは週何回まで許容されるのか

合格者の体験談を調べると、在学中合格者の多くはバイトを週1〜2回、または完全にやめていることがわかります。

バイトをやめられない理由として多いのが、生活費・予備校費用・奨学金の返済です。これは現実的な問題なので否定できません。ただし、「バイトを週3〜4回しながら公認会計士に合格する」のは、普通の人間にはほぼ不可能だと、1年半戦った私は感じています。

バイト頻度現実的な評価
週0回(完全ゼロ)最も合格しやすい環境。親・奨学金・貯金で生活費を確保できる人向け
週1〜2回合格者の多くがここ。勉強時間との両立ギリギリのライン
週3〜4回勉強時間が慢性的に不足。精神的な疲弊も重なり、継続が難しくなる
週5回以上現実的に合格は難しい
もしバイトを減らせない状況なら:親や家族に相談し、一時的に仕送りを増やしてもらうことを検討してください。「予備校費用をだしてもらう代わりにバイトを減らして本気で挑む」という交渉は、多くの家庭で受け入れられているケースです。

忍耐力の話。これが一番大事かもしれない

勉強時間やバイトの話は数字で測れますが、忍耐力は数字では測れません。でも、毎日机に向かっている私が一番痛感しているのはここです。

公認会計士試験には短答式試験たんとうしきしけん論文式試験ろんぶんしきしけんの2段階があります。短答式だけでも合格率は近年9〜11%程度です。公認会計士・監査審査会の公表値では、令和7年第Ⅰ回が答案提出者12,336人に対し合格者1,383人(11.2%)、第Ⅱ回が11,127人に対し1,026人(9.2%)、令和8年第Ⅱ回が11,102人に対し995人(9.0%)。つまり10人に9人は落ちる試験です。1年間勉強して、落ちて、また1年勉強する——これを繰り返せる精神力が必要です。

これは精神論ではありません。こういった局面が必ず来ると知った上で、「それでも続けられるか」を自分に問うてほしいのです。

撤退していった仲間に共通していたもの:勉強時間・バイトを減らす決断力、そして何度折れても立ち上がれる忍耐力——このどれか一つが欠けた瞬間、一気に心が折れていました。「頑張ろう」という気持ちだけでは補えない部分がある。それがこの試験のリアルです。

大学生活との両立について正直に言うと

「大学の授業もちゃんと出ながら、公認会計士も頑張る」という考えは甘いと思います。合格者の多くが、大学の授業は単位を落とさないギリギリのラインで調整しながら勉強時間を確保しています。

ゼミ・部活・サークル・インターンを全部こなしながら会計士試験に合格するのは、よほどの天才か、それ相応の犠牲を払った人だけです。何かを諦める覚悟が必要です。

それでも挑戦する価値はあるのか?

あります。間違いなく。

公認会計士資格は取得すれば、監査法人かんさほうじん・一般企業(CFO・経理部長)・コンサルティングファームなど、高収入が期待できるキャリアへの扉が開きます(監査法人の初任給は年収500万円台からで、パートナーまで進めば大きく上がります)。資格として日本最高峰のひとつです。

だからこそ、「本気でやる覚悟がある人」には全力で挑んでほしい。私が伝えたいのは「やめろ」ではなく、「なんとなく始めるな、覚悟してから始めろ」ということです。

挑戦に向いている人:バイトを週1〜2回以下に減らせる、毎日4〜5時間の勉強時間を本当に確保できる、複数回の不合格があっても続けられる、という3つすべてに「できる」と答えられる人には、本気でおすすめします。

周りで撤退していった仲間たちの、その後

公認会計士を諦めることは、決して敗北ではありません。私の周りで撤退を選んだ仲間たちも、次の道を選び直してから表情が明るくなった人が多いです。ここで折れることより、惰性で消耗し続けることの方がよっぽど怖いというのが、間近で見てきた私の実感です。

公認会計士の学習で培った会計知識は無駄になりません。簿記・FP・税理士(簿記論)ぜいりし・ぼきろんなど、関連資格への転向という選択肢もあります。

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最後に

公認会計士試験は、日本で最もハードな資格試験のひとつです。「なんとなく」で始めると、時間もお金もメンタルも消耗して、何も残らないまま終わることがあります。

この記事があなたの「本当に挑戦するかどうか」を考える材料になれば、それが今日も電卓を叩き続けている私にとっても嬉しいことです。後悔のない選択をしてください。

まとめ

この記事の数値の出典

この厳しい現実を知った上で、それでも一歩を踏み出すあなたへ

自由時間の大半を差し出してでも、日本最高峰の山に挑もうとしているあなたは、それだけでもう十分にすごい。同じ山に1年半挑んだ私にとって、あなたは心から応援したい存在です。
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よくある質問

大学生が公認会計士試験に合格するのはどれくらい難しい?
総合合格率は約10%。在学中合格者は毎年数百名程度で、多くは1日4〜6時間を2〜4年間継続しています。決して不可能ではありませんが、相応の環境と覚悟が必要です。
公認会計士試験中はバイトをやめないといけない?
必ずしも完全にやめる必要はありませんが、週1〜2回程度に抑えることが現実的な合格ラインです。週3〜4回以上のバイトを続けながら合格するのは非常に難しいとされています。
公認会計士を諦めたら他にどんな資格がある?
簿記2級・税理士(簿記論)・FP・日商簿記1級などが会計知識を活かせる資格です。公認会計士の勉強で培った基礎は他の資格でも十分活きます。詳しくはこのサイトの「公認会計士を諦めた後の進路」記事をご覧ください。
公認会計士試験を始めるのに適した学年はいつ?
在学中合格を目指すなら1〜2年生のうちに始めるのが理想です。3年生以降になると就活との両立が難しくなり、プレッシャーも増します。早く始めるほど有利です。

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