大学生がFP3級を検討するとき|受検条件と進路別の確認手順
更新日:2026年9月6日|著者:若葉(関西の大学3回生・ITパスポート・基本情報技術者学習中/簿記1級は中断中)
FP3級は、資産の設計・運用・管理などに関する国家検定です。大学生であることだけを理由に受検を避ける必要はありませんが、「取るべきか」や受検時期は一律には決まりません。公式要項で試験条件を確認し、将来の仕事・FP2級への進級・生活のお金を学ぶ目的のどれを優先するかから考えましょう。
FP3級の基本情報
日本FP協会で受検する3級は、学科・実技とも原則CBT方式です。休止期間を除いてテストセンターの空いている日時から選びます。夏休みなどの予定だけで受検日を決めず、試験実施期間、休止期間、テストセンターの空席を確認してください。
この記事で確認すること
- 3級は学科・実技とも原則CBT方式で、休止期間とテストセンターの空席を確認する
- 日本FP協会での学科は90分・60問、実技は60分・20問
- 受検手数料は学科・実技で8,000円(非課税)。別途の事務手数料等は予約時に確認する
- FP3級合格は、FP2級の受検資格の一つ。進路や応募先の条件と照らして次を決める
受験生
大学生のうちにFP3級を取るメリットって、具体的に何が一番大きいんですか?
若葉(IT資格学習中)
まず、目的を三つに分けてみましょう。生活のお金を学びたいのか、FP2級の受検資格の一つとして使いたいのか、応募先で求められる知識を確認したいのかで、次に確認することが変わります。
受験生
簿記とFP、どっちを先に取るべきか迷っています……。
若葉(IT資格学習中)
どちらが先かに万能の答えはありません。応募したい仕事の募集要項、大学の授業や試験の日程、各試験の受検条件を並べて、今の目的に近い方から選びましょう。
| 項目 | 内容 |
| 試験方式 | 学科・実技とも原則CBT方式。休止期間を除き、テストセンターの空いている日時から選択 |
| 3級の受検資格 | FP業務に従事している者、または従事しようとしている者 |
| 試験形式 | 日本FP協会:学科90分・60問/実技60分・20問(いずれも多肢選択式) |
| 合格基準 | 学科36点以上(60点満点)/実技60点以上(100点満点) |
| 受検手数料 | 日本FP協会:学科・実技とも4,000円(両方で8,000円、非課税)。事務手数料等は別途 |
出典:日本FP協会「2級・3級FP技能検定 試験要綱」、「FP技能検定 試験日程」(2026年9月6日確認)
大学生がFP3級を検討する3つの場面
①生活のお金を体系的に学びたい
家計、税金、保険、年金、不動産、相続など、関心のあるテーマを試験範囲として学びたい場合です。資格を取ること自体を目的にせず、今知りたいテーマがFP3級の範囲にあるかを試験要綱と教材の目次で照合しましょう。
②FP2級の受検資格の一つとして使いたい
日本FP協会の2級受検資格には、3級FP技能検定の合格のほか、FP業務での実務経験2年以上、AFP認定研修の修了などがあります。3級から進むかは、卒業後の予定や他の資格学習とあわせて選べます。
③就職・インターンの準備として確認したい
資格だけで採用・配属・収入が決まるわけではありません。応募先の募集要項に、資格・金融知識・会計知識・経験のどれが求められているかを読み、FP3級が自分の不足を補うかを確認しましょう。
出典:日本FP協会「2級・3級FP技能検定 試験要綱」、「FP技能検定とは」(2026年9月6日確認)
「何年生で取るか」ではなく予定と条件を照合する
| 確認する予定 | 決める前に見ること |
| 授業・定期試験 | テストセンターの空席と学内の予定が重ならないか。学科・実技の両方を受検する予定か。 |
| インターン・就職活動 | 応募先ごとの募集要項に、資格、業務経験、知識のどれが書かれているか。 |
| FP2級を目指す予定 | 3級合格以外の受検資格も含め、自分に当てはまる経路を公式要項で確認する。 |
| 学習時間の確保 | 固定の時間を前提にせず、最初の1週間で教材と問題を少量ずつ試し、実際の進み方を記録する。 |
受検候補日の決め方:CBTでも休止期間があり、受検できる日時はテストセンターによって異なります。候補日を置いたら、予約可能時期・変更期限・空席を公式案内で確認し、毎週の学習記録と照らして調整しましょう。
簿記とFPで迷うときの比較方法
| まず確認すること | 次の行動 |
| 応募したい仕事に求められる内容 | 募集要項やインターンの説明から、会計・金融・PCスキル・実務経験のどれを優先するかを記録する。 |
| 今学びたいテーマ | 個人のお金に関する制度を学びたいならFP3級の試験範囲、企業の取引や会計を学びたいなら簿記の試験範囲を確認する。 |
| 受検条件と予定 | それぞれの公式要項、学内予定、受検候補日を並べ、先に無理なく着手できる方を選ぶ。 |
簿記とFPの順番は、志望先や学びたい内容で変わります。「両方取ること」や特定の順番をゴールにせず、応募先と生活で使う場面を一つずつ確認する方が、学習の理由を説明しやすくなります。
教材を選ぶ前に確認すること
- 受検団体:日本FP協会と金融財政事情研究会では実技科目が異なります。まず受検する団体の公式要項を確認します。
- 法令基準日:制度数値は変わり得ます。教材の対象年度と、受検する試験の法令基準日を照合します。
- 最初の演習:教材を一冊に決め打ちせず、少量の問題を解き、迷ったテーマを記録してから次の学習量を決めます。
注意点:試験日程、休止期間、予約・変更・キャンセルの期限は年度や受検条件により確認が必要です。記事の説明だけで決めず、受検前に公式案内を開いて確認してください。
関連記事
簿記3級の次に取る資格は?FP3級 vs 簿記2級の選び方
簿記3級とFP3級の組み合わせルートを詳しく比較しています。
📋 まとめ:大学生が確認する順番
試験条件CBTの実施期間・空席・予約条件を公式要項で確認
進路応募先・インターンの募集要項に必要な知識や経験を照合
次の資格FP2級を目指すなら、3級以外を含む受検資格を確認
⚔ FP3級の勉強時間をゲームで管理しよう
スタディクエストなら、毎日の学習時間が経験値に変わります。
同じFP受験生と競いながら継続できます。完全無料。
今すぐ無料で始める →
この記事で整理した内容から、次の学習で確認することを1つ選び、記録に残してみてください。
まとめ
- 大学生であることだけを理由に受検を避ける必要はないが、3級の受検資格と公式要項を確認する
- 日本FP協会の3級は学科・実技とも原則CBT。休止期間とテストセンターの空席を確認する
- FP3級合格は2級の受検資格の一つであり、実務経験やAFP認定研修修了など他の経路もある
- 就職・インターンでは、資格の一般論ではなく応募先の募集要項に必要な知識・経験を照合する
- 簿記とFPの順番や学習期間を固定せず、目的と最初の演習結果から次の行動を決める