ITパスポートと基本情報はどっち?先に取る順番・難易度・勉強時間を比較【2026年】

更新日:2026年8月11日|著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

若葉
若葉 より

こんにちは、若葉です!
私は普段、簿記1級の勉強で財務諸表ざいむしょひょうや会計基準とにらめっこしているんですが、実は会計を学ぶ人こそITパスポートや基本情報みたいなIT資格をドッキングさせるべきだと本気で思っています。今の会計・経理の現場はExcelマクロもクラウド会計もRPAも当たり前。数字と法律を武器にする者ほど、ITという「もう一つの共通言語」を持つと戦闘力が跳ね上がるんです。
今回は、そんな視点から「ITパスポートと基本情報、どっちを先に取るべきか」を、同じ受験生目線で本音で語ります!

記事の最後に私からの応援メッセージもあるので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!

「ITパスポートと基本情報技術者試験、どっちから受けるべき?」IT系の国家資格に挑戦しようとすると必ずぶつかる疑問です。どちらも経済産業省が実施するIT国家資格ですが、難易度・勉強量・就職評価は大きく異なります。本記事では文系・未経験者にもわかりやすく徹底比較します。

Study Quest decision sheet

迷ったときは、2週間の学習記録で決める

資格の知名度だけで決めると、学習開始後に方向を変えたくなります。最初の2週間で実際に触れ、どの勉強なら続けられるかを記録してから受験先を絞る方法をおすすめします。

確認項目ITパスポート寄りの入口基本情報寄りの入口
最初に確かめる目的仕事や大学で使うITの共通知識を整理したい開発・技術職に向けて基礎を積みたい
今日確保できる学習用語整理と過去問演習を短時間で積み上げたいアルゴリズムや計算を手を動かして解きたい
2週間後に残す成果分野別の正答率と、自分の言葉で説明できる用語擬似言語・アルゴリズムの解答記録と失点理由
ITパスポート
iパス(IP)
VS
基本情報
FE(エフイー)
ITパスポート vs 基本情報技術者:難易度・合格率・勉強時間・向いている人の比較
ITパスポートと基本情報技術者の比較マップ——難易度・合格率・必要勉強時間・向いている人

ITパスポート(IPA レベル1)と基本情報技術者(IPA レベル2)は目的と難易度が大きく異なります。自分のキャリア目標に合った資格を選ぶことが、遠回りせずに合格する一番の近道です。

受験生
ITパスポートに合格したので次は基本情報を受けようと思ってるんですけど、ネットで調べたら「アルゴリズムの配点が増えて前より難化した」って書いてあって不安なんです……。iパスの延長で何とかなるものなんですか?
よく調べてますね、そこ本当に重要なポイントです!2023年の試験改定で科目かもくBのアルゴリズム・プログラミングの配点比率がグッと上がったんですよ。RPGで例えるなら、これまでは道中の雑魚敵を倒す知識ゲーだったのに、改定後はラスボス戦だけ急に戦闘システムが変わったようなイメージです。知識を並べるだけじゃ勝てなくて、「自分の頭でロジックを組み立てる力」が試されるようになりました。
若葉さん
受験生
戦闘システムが変わったって、ちょっと怖いです……。じゃあiパスで勉強したことは無駄になっちゃうんですか?
いや、そこは安心してください!科目A(知識問題)はiパスの3分野がほぼそのまま土台として使えます。無駄になるどころか、確実に装備を引き継げる部分なんです。新しく攻略しないといけないのは科目Bのアルゴリズムだけ。つまり戦う相手は1体だけに絞られてるので、そこにだけ全力で装備を整えれば十分倒せます!
若葉さん
ITパスポートと基本情報技術者の難易度範囲比較と相乗効果マップ

図解のとおり、ITパスポートの3分野(テクノロジ系・ストラテジ系・マネジメント系)の知識は、基本情報の科目かもくAにそのまま相乗効果そうじょうこうかとして活きます。新規に時間を割くべきは、2023年の試験改定かいてい配点はいてん比率が増した科目Bの擬似言語ぎじげんご・アルゴリズム対策だけ。攻略すべき敵の数が想像より少ないとわかれば、一気にハードルが下がりますよ。

ITパスポート・基本情報の基本情報比較

項目ITパスポート(iパス)基本情報技術者(FE)
レベルレベル1(入門)レベル2(初級)
試験形式CBT(随時)CBT(随時)
出題数100問(多肢選択)科学技術・アルゴリズム・言語など
合格率48.6%(令和7年度)38.3%(令和7年度)
必要勉強時間80〜100時間200〜300時間
受験料7,500円7,500円
対象社会人全般・文系エンジニア・IT職志望者

難易度比較:どちらが難しいか?

結論として基本情報技術者試験の方が大幅に難しいです。特にアルゴリズム・プログラミング分野はITパスポートには存在しない領域で、ここが合否を大きく左右します。

比較軸ITパスポート基本情報技術者
アルゴリズム・プログラミングなしあり(必須・配点大)
計算問題の難易度中〜高
合格率48.6%(令和7年度)38.3%(令和7年度)
必要勉強時間80〜100時間200〜300時間
難易度判定★★☆☆☆★★★★☆
基本情報のアルゴリズム分野に注意:2023年の試験改定でアルゴリズム・データ構造の配点が増加しました。プログラミング未経験者がここでつまずくケースが多く、全体の学習時間の40〜50%をアルゴリズム対策に充てる必要があります。

就職・転職での評価比較

どちらの資格も「IT知識の証明」として評価されますが、エンジニア職への転職では基本情報が圧倒的に有利です。

シーンITパスポート基本情報技術者
ITエンジニア・開発職への転職★★☆☆☆(あると少し加点)★★★★☆(必須に近い)
非IT職(文系一般職)での評価★★★☆☆(ITリテラシーの証明)★★★☆☆
公務員試験での加点一部自治体で加点一部自治体で加点
大学単位認定一部大学で単位認定一部大学で単位認定
IT企業の新卒採用評価★★☆☆☆★★★★☆
社内SE・情報システム部門★★★☆☆★★★★☆
採用担当者の本音:「ITパスポートは基礎知識の証明として評価するが、エンジニア採用の判断材料としては不十分。基本情報技術者まで取得していると、主体的にITを学ぶ姿勢が伝わる」という声が多いです。

文系・未経験者にはどちらがおすすめ?

ITパスポートをおすすめする人

基本情報技術者をおすすめする人

両方取るなら:ITパスポート→基本情報の順が王道

ITパスポートはIT全体の基礎概念(ストラテジ・マネジメント・テクノロジ)を網羅しています。ITパスポートで全体像を掴んでから基本情報に進むことで、基本情報のストラテジ・マネジメント系問題(全体の30%程度)を効率よく対策できます。

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比較で悩む人がよく引っかかる3つの落とし穴

  1. ITパスポートを飛ばしていきなり基本情報から挑戦してしまう:科目Aの知識問題はITパスポートの範囲とかなり重なっています。土台なしでいきなり科目Bのアルゴリズムと知識問題を同時に攻略しようとすると、学習の負荷が一気に上がります。
  2. 「エンジニアになる予定はないから」とITパスポートで満足してしまう:将来的にIT職・社内SEへの異動や転職の可能性が少しでもあるなら、基本情報まで取得しておく方が選択肢を狭めずに済みます。目先の目的だけで判断すると後で取り直す二度手間になりがちです。
  3. 基本情報の科目Bを「知識で乗り切れる」と思い込んで対策を後回しにする:2023年の試験改定でアルゴリズムの配点が増えたため、暗記中心の対策では歯が立ちません。実際にコードを紙に書いてトレースする練習を、学習の早い段階から始めてください。

まとめ:ITパスポート vs 基本情報 どっちを選ぶ?

数字と法律だけじゃない、ITという武器も手に入れよう

まず2週間、毎日の学習時間と「横文字で止まった分野」を記録してください。ITの基礎用語で止まるならITパスポートから、アルゴリズムを解く時間まで確保できるなら基本情報から始める、と記録をもとに決めると迷いが減ります。

よくある質問(FAQ)

ITパスポートと基本情報技術者試験はどちらが難しいですか?
基本情報技術者試験の方が大幅に難しいです。令和7年度の合格率はITパスポート48.6%、基本情報38.3%。必要勉強時間もITパスポートが80〜100時間に対し、基本情報は200〜300時間と約3倍の差があります。
文系・未経験者はどちらから受けるべきですか?
文系・未経験者はまずITパスポートから取得するのがおすすめです。ITパスポートでIT基礎知識を身につけてから基本情報に挑戦することで、学習効率が大幅に上がります。特にアルゴリズムやプログラミングは基礎なしでは難しいため、段階的に学ぶ方が結局は近道です。
就職・転職でどちらが評価されますか?
エンジニア・IT職への転職では基本情報技術者試験の評価が高いです。ITパスポートは「ITの基礎知識がある」証明として文系職・非IT職での評価が主。エンジニア転職を目指すなら基本情報まで取得することを強くおすすめします。

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