英検4級の勉強法・合格スケジュール【2026年版】

更新日:2026年5月24日|著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

英検4級は中学1〜2年生レベルのCEFR A1〜A2相当の資格試験です。合格率は約60〜70%と比較的高く、正しい勉強法と学習スケジュールで着実に合格を目指せます。この記事では試験内容・必要な勉強時間・おすすめ教材・4ヶ月合格スケジュールをまとめました。

英検4級の基本情報

英検4級 試験構成と攻略——中学中級・語彙1,500語・二次試験なし・筆記+リスニングのみ
図:筆記35分(語彙・会話文・長文)とリスニング30分の構成、語彙1,500語・中学基礎文法・毎日10分リスニングの3攻略ポイント

英検4級は公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語技能検定の第4番目のレベルです。中学校で習う英語の中級段階にあたり、英語学習の最初の大きな目標として多くの中学生が受験します。

項目内容
対象レベル中学中級(中学1〜2年生)程度 / CEFR A1〜A2
合格率約60〜70%
試験形式一次試験のみ(面接・二次試験なし)
筆記試験語彙・文法・長文読解 40分
リスニング短文・会話・長文リスニング 約30分
必要語彙数約1,000語
合格の目安筆記+リスニング合わせて正答率7割程度
試験実施回数年3回(1次:6月・10月・1月)
ポイント: 英検4級は二次試験(面接)がありません。筆記とリスニングのみの一次試験で合否が決まるため、スピーキングへの不安がある方も取り組みやすい級です。

必要な勉強時間の目安

合格に必要な勉強時間は、英語の学習経験によって大きく異なります。以下を参考にご自身の状況に合わせた計画を立てましょう。

学習経験目安時間
英語初心者・小学生でほぼ未経験100〜150時間
英語経験あり(英検5級取得者など)50〜80時間

1日30分の学習を続けた場合、経験者であれば3〜5ヶ月、初心者でも6〜10ヶ月で必要な学習量に到達できます。無理のない継続が合格への最短ルートです。

試験の攻略ポイント

文法:4つの基本時制を押さえる

英検4級では中学1〜2年で学ぶ基本的な文法が問われます。以下の4つの時制を確実に使えるようにしましょう。

よく出るテーマ:日常生活4分野

英検4級の長文やリスニングでは特定のテーマが繰り返し登場します。以下の4分野を重点的に対策しましょう。

リスニング対策

リスニングは英検4級全体のスコアの約50%を占めます。問題は短い会話と少し長めの会話の2種類が出題されます。毎日10〜15分、英語の音声を聞く習慣をつけることが最も効果的な対策です。

注意: 英単語の丸暗記だけでは合格できません。単語を覚える際は、例文の中で意味と使い方を一緒に覚えることが重要です。特に前置詞の使い方(in / on / at / to など)は頻出です。

前置詞の in / on / at、身近な話で理解する

英検4級の受験生が一番混乱しやすいのが「in・on・at」の使い分けです。「at 7:00」「on Monday」「in July」のように、時間を表すだけでも前置詞が変わるので、丸暗記しようとすると頭がパンクします。でも、それぞれの前置詞が持つ「感覚」を身近な話に置き換えると、一気に整理できます。

まず身近な例から。at は時計の針がピタッと止まる「点」のイメージです。「at 7:00(7時ちょうど)」のように、一瞬の時刻を指すときに使います。on はカレンダーの1マスのような「面」のイメージ。「on Monday(月曜日)」のように、1日という面の上にイベントが乗っているイメージです。in はもっと大きな「空間・箱」のイメージで、「in July(7月)」のように、月や年という大きな箱の中に、いろいろな日が入っている感覚です。

これをコンビニのアルバイトのシフト表で例えると、もっとイメージしやすくなります。「at 7:00に来て」と言われたら、7時ちょうどにピンポイントで出勤する感じ。「on Monday(月曜日)のシフト」と言われたら、月曜日という1枚のシフト表の中で働く感じ。「in July(7月)のシフト」と言われたら、7月というカレンダー全体の中で、何日か働く日がある感じです。「点→面→空間」の順に範囲が広がっていく、というイメージさえ掴んでおけば、初めて見る英文でもin/on/atの選択に迷いにくくなります。

おすすめ教材

単語帳

旺文社「英検4級 でる順パス単」(旺文社)― 出題頻度順に単語が並んでおり、効率よく必要な1,000語を習得できます。CDや音声アプリに対応しており、リスニング対策も兼ねて学習できます。

問題集

「英検4級 予想問題ドリル」(旺文社)― 本番形式に近い予想問題が収録されており、試験の流れや時間配分を体感できます。各問題に詳しい解説がついているため、間違えた問題の復習がしやすい構成です。

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4ヶ月合格スケジュール

英検4級の試験まで4ヶ月ある場合の学習スケジュールです。1日の学習時間は30〜45分を想定しています。

期間学習内容目標
1・2ヶ月目単語帳(でる順パス単)+基本文法(現在形・過去形・未来形・疑問文)1,000語の7割を定着。4つの時制を使えるようにする。
3ヶ月目長文読解+リスニング練習(毎日10〜15分)長文を時間内に読み切る。リスニングで8割以上正答。
4ヶ月目過去問演習(3〜5回分)+弱点の集中復習本番形式で正答率7割をコンスタントに達成。
継続のコツ: 毎日同じ時間・同じ場所で学習する習慣をつけると、モチベーションを保ちやすくなります。Study Questのゲーム感覚のシステムを使えば、毎日の学習を楽しみながら継続できます。

英検4級合格後の次のステップ

英検4級に合格したら、次は英検3級への挑戦を検討しましょう。英検3級は中学卒業程度のレベルで、CEFR A2〜B1相当です。4級との最大の違いはスピーキングの面接(二次試験)が加わる点です。

英検4級をしっかり固めることが、3級合格への確実な土台になります。焦らず4級の内容を完全に定着させてから次のレベルへ進みましょう。

受験生がよく引っかかる3つの落とし穴

  1. 単語を日本語訳だけで覚えて満足してしまう:「run=走る」とだけ覚えても、実際の長文では「run a shop(お店を経営する)」のように意味が変わる使われ方をします。必ず例文とセットで、単語がどんな文脈で使われるかまで確認してください。
  2. 配点50%のリスニング対策を後回しにする:文法・単語の学習に時間を使いすぎて、リスニングを試験直前に慌てて始める受験生が多いです。リスニングは毎日10〜15分の積み重ねが効くので、学習計画の最初から組み込んでおきましょう。
  3. 「英検=面接がある」と思い込んでスピーキング対策に時間を使いすぎる:3級以上には二次試験(面接)がありますが、4級・5級には二次試験はありません。学年が上の兄弟姉妹の情報などから勘違いしているケースがあるので、4級は筆記とリスニングだけに集中して大丈夫です。

よくある質問

Q. 英検4級は何年生が受けるもの?

英検4級は中学1〜2年生レベルを想定しています。実際には小学校高学年から中学2年生まで幅広く受験します。英検5級合格後の次のステップとして受験するケースが多いです。

Q. 英検4級に落ちたらどうする?

英検は年3回実施されるため、次回の試験に再挑戦できます。不合格の場合は苦手だった分野(語彙・文法・リスニング)を特定し、集中的に対策するのが近道です。合格率が60〜70%と高いため、しっかり対策すれば合格できます。

Q. 英検4級は就活に使える?

英検4級は中学中級レベルのため、大学生の就職活動では直接的なアピールにはなりにくいです。ただし英語学習の土台としては非常に重要な資格です。就活でアピールするなら英検2級以上または英検準2級以上を目指すことをおすすめします。

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