基本情報技術者 vs 応用情報技術者 どっちを先に取るべき?難易度・就職・転職を徹底比較【2026年版】
更新日:2026年8月11日|著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)
私は簿記1級を目指して会計の勉強をしていますが、実は会計の世界でもITの基礎知識は年々必須になっています。プログラミング専攻じゃない文系・会計系の受験生から「結局どっちを取ればいいの?」と聞かれることが本当に多いので、今日は最短ルートをはっきり示します。
「基本情報(FE)を取ってから応用情報(AP)を目指すべきか、最初から応用情報を狙うべきか」——この永遠の悩みに、難易度・勉強時間・就職転職への効果まで含めて、私の視点から白黒つけます。
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基本情報技術者(レベル2)と応用情報技術者(レベル3)は試験形式と難易度が大きく異なります。FE取得後のキャリアステップとしてAPを目指す方向けに、順番に整理していきます。
基本情報の比較
| 項目 | 基本情報技術者(FE) | 応用情報技術者(AP) |
| IPA難易度レベル | レベル2 | レベル3 |
| 試験形式 | CBT方式(通年受験) | 2026年度からCBT方式に移行(前期・後期の期間内で複数日程から選択) |
| 合格率 | 38.3%(令和7年度) | 約20〜25% |
| 必要勉強時間 | 150〜200時間 | 300〜500時間 |
| 受験料 | 7,500円 | 7,500円 |
| 対象者 | ITエンジニア入門・学生 | 中堅エンジニア・SE |
| 午後試験 | 選択式(アルゴリズム必須) | 論述式(選択制あり) |
難易度の違い
基本情報技術者試験(FE)はIPA(情報処理推進機構)のスキルレベル2、応用情報技術者試験(AP)はレベル3に位置します。合格率はFEが令和7年度38.3%に対しAPは約20〜25%と大きな差があります。
基本情報(FE)の特徴
- 午前試験:4択のマーク式(科目A)
- 午後試験:アルゴリズムとプログラミング言語が必須(科目B)
- CBT方式で通年受験可能(2023年度〜)
- IT未経験でも150時間程度の勉強で合格可能
応用情報(AP)の特徴
- 午前試験:幅広い分野の択一問題(80問)
- 午後試験:論述式(11題から5題選択)
- 「経営戦略」「プロジェクト管理」など文系科目も選択可
- 2026年度からCBT方式に移行し、前期(11月頃)・後期(2月頃)の期間内で受験日時・会場を選べるようになる(従来の4月・10月の紙試験は廃止)
ポイント:私がいつも強調しているのがこれです。応用情報の午後試験は「文系科目」(経営戦略・サービスマネジメント・監査など)を選択することで、理系知識が弱い人でも合格を狙えます。これがFEより合格しやすいケースもある理由です。
勉強時間の比較
| 属性 | 基本情報(FE)の目安 | 応用情報(AP)の目安 |
| IT未経験者 | 200〜250時間 | 500〜600時間 |
| 文系IT職(1〜2年) | 100〜150時間 | 300〜400時間 |
| ITエンジニア(3年以上) | 50〜100時間 | 150〜250時間 |
| 情報系学生 | 60〜100時間 | 200〜300時間 |
就職・転職への効果
基本情報技術者(FE)の評価
- 新卒・第二新卒のIT就職で「ITの基礎知識がある」証明として有効
- SIer・IT企業への就職内定率向上に貢献
- 一部企業では入社後の昇格要件に設定
- 転職市場では「持っていて当然」と見られることも
応用情報技術者(AP)の評価
- SE・PG→PLへのキャリアアップに直結
- 転職市場での差別化に効果大
- 一部国家資格(中小企業診断士・弁理士など)の試験免除特典あり
- 国家公務員(情報系)の採用評価に加点
転職目的なら:私の周りを見ていても、応用情報は転職市場で「即戦力」のシグナルになっています。特に30代以降のエンジニアには応用情報以上の資格が求められることが多いです。
どちらを先に取るべき?タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
| IT未経験・文系学生 | 基本情報→応用情報 | 土台作りが最優先 |
| 情報系学生・在学中 | 基本情報→応用情報 | 在学中に両方取ると就活で強い |
| IT職経験2年以上 | 応用情報から | 基本情報は知識的に余裕あり |
| 文系でプログラミングが苦手 | 応用情報から | 午後試験で文系科目を選択できる |
| 転職・昇格が目標 | 応用情報から | 評価はAPの方が格段に高い |
注意:「基本情報をスキップして応用情報を受ける」という戦略は有効ですが、午前試験の範囲はほぼ同じです。基本情報の過去問で午前対策→応用情報の午後試験対策、という順で学習すると効率的です。
ダブル取得の戦略
両資格を取得すると、IPAのスキルレベル2→3と段階的にITスキルを証明できます。特に学生であれば在学中に両方を取得することで就活で大きなアドバンテージになります。
社会人の場合、基本情報は「入社後3年以内に」、応用情報は「5〜7年目のキャリアアップ時期に」取得するパターンが多いです。
比較で悩む人がよく引っかかる3つの落とし穴
- 「基本情報を持っているから応用情報も余裕」と午前対策を軽視してしまう:午前試験の範囲は重なりますが、応用情報は問題の深さが違います。基本情報の知識をベースに、より突っ込んだ理解が必要になることを見落とさないでください。
- 文系だからと最初から応用情報の午後試験を避けてしまう:応用情報の午後は11題から5題を選べるため、経営戦略やサービスマネジメントなど文系寄りの科目だけで固める戦略も有効です。プログラミングが苦手というだけで諦めるのはもったいないです。
- ダブル取得の順番を決めずに、なんとなく勉強を始めてしまう:学生か社会人か、目的が就職か転職かによって最適な取得順・タイミングは変わります。上の「タイプ別おすすめ」表で自分の立ち位置を先に確認してから学習計画を立てましょう。
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よくある質問(FAQ)
基本情報と応用情報はどちらが難しいですか?
応用情報技術者試験(AP)の方が難しいです。合格率はFEが令和7年度38.3%なのに対しAPは約20〜25%で、必要勉強時間もFEが150〜200時間、APが300〜500時間と大きな差があります。
基本情報をスキップして応用情報から受験できますか?
はい、受験資格に制限はないので応用情報から受験することは可能です。IT経験者や文系で午後試験を論述で乗り切れる方は応用情報からの挑戦も有効です。ただしIT未経験者は基本情報からが無難です。
就職・転職に効果的なのは基本情報と応用情報どちらですか?
就職・第二新卒では基本情報で十分アピールになります。転職・昇格・SE→PLのステップアップなら応用情報が大きな差別化になります。管理職・上位職を目指すなら応用情報取得が推奨されます。
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