FP3級 | 公開:2026年5月9日 | 更新日:2026年7月10日(2026年7月10日更新)

FP3級 金融資産運用とは?
NISAや債券・株式の4分野を例題つきで完全解説

著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

この記事でわかること(5秒まとめ)
若葉
若葉 より

こんにちは、若葉です!
金融資産運用、私も最初は「金利が上がると債券価格が下がる」の逆方向の関係に何度も引っかかりました。今日は数字を使いながら、直感に逆らうポイントを一つずつ整理していきます!

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受験生
受験生
「金利が上がると債券価格が下がる」って、感覚的に逆な気がして毎回混乱します……。
若葉
若葉(簿記1級勉強中)
わかります、私も最初そこでつまずきました。イメージとしては「新しく発行される債券の金利(利率)が上がると、古い低金利の債券は魅力が下がるので、売るなら価格を下げないと買ってもらえない」と考えると納得しやすいです。新商品が魅力的になった分、旧商品の価値が相対的に下がるイメージですね。
受験生
受験生
なるほど、腹落ちしました!PERやPBRの計算も苦手なんですが、実際の数字で見せてもらえますか?
若葉
若葉(簿記1級勉強中)
もちろんです。株価1,000円・EPS(1株当たり利益)100円の会社なら、PER=1,000÷100=10倍。株価1,000円・BPS(1株当たり純資産)1,000円ならPBR=1,000÷1,000=1倍です。数字を当てはめる練習を2〜3回やれば、公式を覚えるより先に体で覚えられますよ。

❓ 頻出テーマ——安全性・収益性・流動性で比べる

金融資産運用は、預貯金・債券・株式・投資信託などを扱います。苦手に感じる人も多いですが、FP3級では基本用語と簡単な指標を押さえれば十分得点できます。金融商品は「安全性・収益性・流動性」の3つで比べると覚えやすいです。

FP3級金融資産運用——債券・株式・投資信託の頻出ポイントと指標計算
テーマポイント
債券利率、利回り、償還、債券価格と金利の関係
株式配当、株主優待、PER、PBR、配当利回り
投資信託基準価額、運用管理費用、分配金、インデックス型
NISA非課税投資枠、長期積立、対象商品

📝 PER・PBR・配当利回りを数字で計算する

例題①

株価1,000円、EPS(1株当たり利益)100円、BPS(1株当たり純資産)1,000円の会社。

PER=株価÷EPS=1,000÷100=10倍
PBR=株価÷BPS=1,000÷1,000=1倍
例題②

株価2,000円、EPS80円、BPS800円の会社。

PER=2,000÷80=25倍
PBR=2,000÷800=2.5倍

PER・PBRとも数値が高いほど「割高」、低いほど「割安」と判断されます(業種による違いもあるため一概には言えませんが、まずはこの基本の向きを押さえましょう)。

💰 新NISAの非課税枠

年間投資上限備考
つみたて投資枠120万円長期・積立・分散投資向けの商品が対象
成長投資枠240万円上場株式・投資信託等、対象商品が幅広い
合計360万円/年生涯投資枠(非課税保有限度額)は合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
2024年の制度改正ポイント:非課税期間が無期限になり、年間投資枠は毎年リセットされます(使わなかった分の繰越はできません)。一方、生涯投資枠は商品を売却すれば再利用できます。

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📋 まとめ:金融資産運用 早見表

債券金利↑→価格↓の逆相関が最頻出
PER・PBR株価÷EPS、株価÷BPSで計算
新NISA年360万円・生涯1,800万円、非課税期間無期限
投資信託分配金を受け取ると基準価額が下がる

よくある質問

FP3級の金融資産運用で一番難しいのはどこですか?
多くの受験者が苦労するのは「債券価格と金利の逆方向関係」と「PER・PBR・配当利回りの計算」です。特に債券は「金利が上がると価格が下がる」という逆方向の動きが直感と逆なので、図を描いて何度も確認するのが効果的です。
新NISAの非課税枠はいくらですか?
つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円で、合計年360万円まで投資できます。生涯投資枠(非課税保有限度額)は合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)で、非課税期間は無期限です。
配当利回りの計算式を教えてください。
配当利回り=1株当たり年間配当金÷株価×100(%)です。PER(株価収益率)=株価÷EPS、PBR(株価純資産倍率)=株価÷BPSとセットで覚えておきましょう。FP3級では数値を代入する計算問題が出ます。
投資信託の「基準価額」と「分配金」の関係は?
基準価額は投資信託1口あたりの時価で、純資産総額÷総口数で計算されます。分配金は基準価額から支払われるため、分配金を受け取ると基準価額は下がります。FP3級では「分配金がもらえると得」という誤解が引っかけになるので注意しましょう。

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