FP3級 金融資産運用|
債券・株式・投資信託・NISAを整理
金融商品の特徴を一括りにせず、「債券の価格変動」「株式の指標」「投資信託の分配」「NISAの制度」を分けて確認します。投資判断や個別商品の選択を勧める記事ではありません。
債券は「金利」と「市場価格」を分けて考える
一般的に、金利が上昇すると債券の市場価格は下がり、金利が低下すると市場価格は上がる関係にあります。満期まで保有する場合と、満期前に時価で売却する場合では、価格変動の影響の受け方が異なります。
出典:日本証券業協会「個人向け社債の特徴やリスク、価格情報の入手方法」(2026年9月5日確認)
PER・PBRは「株価を何で割るか」を対応させる
| 指標 | 計算の対応 | 示す関係 |
|---|---|---|
| PER(株価収益率) | 株価 ÷ 1株当たり当期純利益 | 株価と利益(フロー)の関係 |
| PBR(株価純資産倍率) | 株価 ÷ 1株当たり純資産 | 株価と株主資本(ストック)の関係 |
PERとPBRは、どちらも株価の相対的な水準を確認するための指標の一つです。数値だけで投資判断を完結させず、利益・純資産の内容や比較する企業・時点も確認します。
出典:日本取引所グループ「株価収益率」、日本取引所グループ「株価純資産倍率」(2026年9月5日確認)
投資信託は分配金と基準価額をセットで見る
分配金は、投資信託の運用の結果得られた収益を、口数に応じて投資家へ分配するお金です。分配するか、いくら分配するかは、約款や規則に基づいて運用会社が決定します。
出典:投資信託協会「投資信託の基準価額と分配金」(2026年9月5日確認)
NISAは投資枠と非課税保有限度額を分ける
| 項目 | 現行NISAの内容 |
|---|---|
| つみたて投資枠 | 年間120万円 |
| 成長投資枠 | 年間240万円 |
| 年間投資枠 | 2つの枠を併用して年間360万円 |
| 非課税保有限度額(総枠) | 1,800万円。うち成長投資枠は1,200万円が上限 |
| 非課税保有期間 | 無期限 |
商品を売却した場合は、翌年以降に売却した商品の簿価(取得金額)分だけ非課税投資枠を再利用できます。ただし、再利用分がその年の年間投資枠へ上乗せされるわけではありません。
出典:金融庁「NISAを知る」(2026年9月5日確認)
よくある質問
金利が上がると債券価格はどうなりますか?
一般的に、金利が上昇すると債券の市場価格は下がり、金利が低下すると市場価格は上がる関係にあります。満期前に売却する場合は、価格変動による損失が生じることがあります。
NISAの年間投資枠と非課税保有限度額は?
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円で、併用すると年間360万円です。非課税保有限度額の総枠は1,800万円で、うち成長投資枠は1,200万円が上限です。
PERとPBRは何を示す指標ですか?
PERは株価を1株当たり当期純利益で除した指標、PBRは株価を1株当たり純資産で除した指標です。どちらも株価の相対的な水準を確認するための指標の一つです。
投資信託の分配金と基準価額の関係は?
分配金は基準価額と独立して決まるものではなく、分配金が出た分だけ基準価額も下落する関係があります。分配の有無や額は、約款や規則に基づき運用会社が決定します。
学習用の整理です。 金融商品には元本割れや損失が生じる可能性があります。NISAを含め、実際の投資や取引は制度・商品の最新案内を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。