FP3級 | 公開:2026年5月9日 | 更新日:2026年8月11日(2026年7月10日更新)

FP3級 ライフプランニングと資金計画|
6つの係数を例題で使ってみる

著者:若葉(関西の大学3回生・日商簿記1級勉強中)

この記事でわかること(5秒まとめ)
若葉
若葉 より

こんにちは、若葉です!
6つの係数、名前だけ見ると「終価係数?現価係数?減債基金係数?」と混乱必至なんですが、実際に数字を当てはめて計算してみると、驚くほどすんなり頭に入ります。今日は名前の暗記より先に、使う場面と計算例から入ってみましょう!

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受験生
受験生
6つの係数、名前が似ていて全部ごちゃごちゃになります……どう覚えればいいですか?
若葉
若葉(簿記1級勉強中)
3ペアに分けると整理できます。①終価係数⇔現価係数(一括のお金を将来⇔現在に換算)、②年金終価係数⇔減債基金係数(積立に関する係数)、③年金現価係数⇔資本回収係数(受け取り・取り崩しに関する係数)。ペアの片方は「将来にする」係数、もう片方は「現在に戻す」係数と考えると方向がわかりやすいです。
受験生
受験生
「減債基金係数」ってどういう場面で使うんですか?名前からイメージが湧きません。
若葉
若葉(簿記1級勉強中)
「10年後に300万円貯めたい。毎年いくら積み立てればいい?」という場面で使います。目標金額×減債基金係数=毎年の積立額、という式です。「将来の目標から、今年いくら積むべきかを逆算する」係数と覚えると使い道がイメージしやすいですよ。

❓ 6つの係数——3ペアで整理する

6つの係数は「現在のお金を将来にする」か「将来のお金を現在に換算する」かの方向で整理すると覚えやすくなります。

FP3級ライフプランニング——6つの係数の使い分けと年金3階建て構造
係数使う場面方向
終価係数今のお金が将来いくらになるか現在→将来
現価係数将来必要な額を今いくら用意すればよいか将来→現在
年金終価係数毎年積み立てたら将来いくらになるか現在(積立)→将来
減債基金係数将来の目標額のため毎年いくら積み立てるか将来(目標)→現在(積立額)
年金現価係数毎年一定額を受け取るには今いくら必要か将来(受取)→現在(元本)
資本回収係数今ある元本から毎年いくら受け取れるか現在(元本)→将来(受取)

📝 減債基金係数を例題で使ってみる

例題

10年後に300万円を貯めたい。年利2%で複利運用する場合、毎年の積立額はいくら必要か(10年・年利2%の減債基金係数を0.0913とする)。

毎年の積立額 = 目標金額 × 減債基金係数
= 300万円 × 0.0913 = 約27.4万円/年

このように、「将来の目標額」から「毎年いくら積み立てるべきか」を逆算するのが減債基金係数の役割です。試験では係数表が与えられるので、係数の意味と掛け算の向きさえ間違えなければ得点できます。

💰 年金は3階建て構造

階層制度加入対象
1階国民年金(基礎年金)20歳以上60歳未満の全国民
2階厚生年金会社員・公務員等
3階企業年金・iDeCo等制度がある企業の従業員、任意加入者
2026年度の数字:国民年金保険料は月額17,920円、老齢基礎年金の満額は月額70,608円(年847,300円)です。全員が1階(国民年金)から始まり、会社員・公務員はその上に2階(厚生年金)が上乗せされます。

🏠 住宅ローン・教育資金の頻出ポイント

テーマ見るポイント
住宅ローン固定金利、変動金利、フラット35(全期間固定・住宅金融支援機構との提携)
団体信用生命保険契約者が死亡・高度障害になった場合、以後のローン残債が保険金で完済される仕組み
教育資金教育ローン、奨学金、必要資金の見積もり
よくあるミス:健康保険と国民健康保険、国民年金と厚生年金、教育ローンと奨学金を混同しやすいです。似た制度は、対象者とお金の流れを表にして比較すると覚えやすくなります。

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📋 まとめ:ライフプランニング・資金計画 早見表

6つの係数終価・現価/年金終価・減債基金/年金現価・資本回収の3ペア
国民年金保険料(2026年度)月額17,920円
老齢基礎年金満額(2026年度)月額70,608円(年847,300円)
年金の構造国民年金(1階)→厚生年金(2階)→企業年金等(3階)

よくある質問

6つの係数とは何ですか?
将来価値と現在価値を換算するための係数です。終価係数・現価係数(一括の金額)、年金終価係数・減債基金係数(積立に関する係数)、年金現価係数・資本回収係数(取り崩し・年金受取に関する係数)の3ペア6種類があります。
2026年度の国民年金保険料はいくらですか?
2026年度の国民年金保険料は月額17,920円です。老齢基礎年金の満額は月額70,608円(年847,300円)です。
減債基金係数はどんな場面で使いますか?
「将来の目標金額を貯めるために、毎年いくら積み立てればよいか」を求める場面で使います。目標金額×減債基金係数=毎年の積立額、という計算式になります。

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