FP3級 | 公開:2026年5月9日

FP3級 タックスプランニングとは?
10種類の所得と所得控除・税額控除の違いを完全解説

タックスプランニングは、所得税を中心に学ぶ分野です。10種類の所得、所得控除、税額控除、確定申告の流れを押さえると、計算問題にも対応しやすくなります。

先に結論:タックスは「収入 − 必要経費 = 所得」「所得 − 所得控除 = 課税所得」の流れを最初に固定しましょう。

よく出る項目

FP3級タックスプランニング——所得10種類と課税方式・税額計算フロー
図:所得10種類(総合課税・申告分離・源泉分離)の分類と「収入→所得→課税所得→税額→納付税額」の5ステップ計算フロー

タックスは「収入−必要経費=所得」「所得−所得控除=課税所得」「課税所得×税率−税額控除=納付税額」の5ステップを頭に入れることが最優先です。所得控除と税額控除の違いも頻出の引っかけです。

項目ポイント
所得の種類給与所得、事業所得、不動産所得、譲渡所得など
所得控除基礎控除、配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除
税額控除住宅ローン控除、配当控除など
確定申告申告が必要な人、期限、医療費控除

勉強のコツ

まとめ

所得税の計算構造(5ステップ)

FP3級では所得税の計算の流れを理解しておくことが重要です。次の5ステップで整理しましょう。

所得控除と税額控除の違い:所得控除(基礎控除・配偶者控除など)は「課税所得」を減らします。税額控除(住宅ローン控除・配当控除)は計算後の「税額」を直接減らします。同じ金額なら税額控除の方が節税効果は大きいです。

確定申告が必要な人・不要な人

申告が必要な人申告が不要な人(目安)
給与収入2,000万円超給与1か所からのみで年末調整済み
給与2か所以上で副業所得20万円超公的年金400万円以下で他の所得20万円以下
医療費控除・住宅ローン控除を受ける上記以外で源泉徴収のみで完結する場合

よくある質問

FP3級のタックスで一番出やすいのはどこですか?

「所得の種類と計算方法」「所得控除と税額控除の違い」「確定申告が必要な人の条件」が最頻出です。特に給与所得控除・退職所得の計算、医療費控除の計算式(医療費−10万円または総所得金額の5%)は計算問題として出ます。

10種類の所得を全部覚える必要がありますか?

全部完璧に覚える必要はありません。FP3級で特に頻出なのは①給与所得②事業所得③不動産所得④一時所得⑤退職所得⑥譲渡所得の6つです。各所得の「収入−経費の扱い」と「損益通算できるかどうか」を中心に整理しましょう。

損益通算とは何ですか?どの所得でできますか?

損益通算とは、ある所得の損失を他の所得と合算して税額を減らすことです。損益通算できる所得は「不動産所得・事業所得・山林所得・譲渡所得(土地建物除く)」の4種類(頭文字で「ふじさん」と覚えます)。給与所得や一時所得の損失は損益通算できません。

医療費控除の計算式を教えてください。

医療費控除額=(実際に支払った医療費−保険金等で補填された金額)−10万円(または総所得金額等の5%のいずれか少ない方)です。最高200万円まで控除できます。確定申告が必要で、年末調整では適用できない点も押さえましょう。

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