司法書士 | 公開:2026年5月10日

司法書士試験の不動産登記法とは?所有権移転・抵当権設定の勉強法

不動産登記法は、司法書士試験の午後科目と記述式の中心です。民法で学んだ権利変動を、登記記録にどう反映するかを学びます。

先に結論:不動産登記法は「どんな権利変動が起きたか」「誰が申請するか」「何を添付するか」を見る科目です。

最初に覚える登記

不動産登記法——登記申請の流れと主要な登記の種類・申請人・添付情報マップ
図:物権変動発生→申請情報→添付情報→法務局申請→登記完了の流れと、所有権保存・移転・抵当権設定・相続による登記の申請人・添付情報一覧

不動産登記法は「どんな権利変動が起きたか(登記原因)」「誰が申請するか(申請人)」「何を添付するか(添付情報)」の3点セットで覚えることが最短合格への近道です。

登記場面
所有権保存登記新築建物など、最初に所有権を登記する
所有権移転登記売買、贈与、相続などで所有者が変わる
抵当権設定登記借入れの担保として抵当権をつける
抵当権抹消登記弁済などで抵当権を消す
変更・更正登記住所変更や登記内容の誤りを直す

添付情報でつまずきやすい

不動産登記法では、登記原因証明情報、登記識別情報、印鑑証明書、住所証明情報など、添付情報が重要です。最初は丸暗記より「なぜその書類が必要なのか」を考えましょう。

記述式は早めに見る

記述式は、登記申請書を書かせる問題です。最初から解けなくても、どんな形式で出るかを早めに見ておくと、択一の知識が記述につながりやすくなります。

学習のコツ:不動産登記法は民法と切り離さないでください。売買、相続、抵当権設定など、民法上の権利変動を先に確認してから登記手続きを見ると理解しやすいです。

まとめ

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よくある質問

司法書士試験に独学で合格できますか?

合格者の中に独学者もいますが、合格率3〜4%の難関試験のため独学は非常に非効率です。範囲が広く(民法・不動産登記法・商業登記法など11科目)、予備校や通信講座の活用が推奨されます。

司法書士試験の勉強時間の目安は?

合格までの一般的な目安は3,000〜4,000時間とされています。働きながら受験する場合、毎日3〜4時間の学習を3〜5年継続するのが現実的です。

行政書士との違いは何ですか?

難易度は司法書士のほうがはるかに高いです。業務範囲も異なり、司法書士は登記・裁判書類作成が中心、行政書士は行政手続き書類の作成が中心です。目指すキャリアに応じて選びましょう。